それはまるで、
ここを天国にすればいい。
雪は白くて。
あなたの全てを白く染めてあげる。
永遠に繰り返すなら、ここにいるあなただけは。
終わりを。
「アーチャー、好きって言ってもいい?」
「君から言ってくれるなら、何度でも聞かせてもらおう」
それはいつまで?
「アーチャー、好きだよ」
指を絡めた。
白い私の手と、褐色のアーチャーの手。
ただ、肌の色が違うというだけなのに。
それはまるで、
「、そろそろ昼食にしよう」
「今日は何作ってくれるの?」
「君のお気に召すままに」
人間と英霊の境界線のようだった。