誓いの言葉 “愛している”と。 誓い合った時。 もう死んでもいいと思ったと同時に。 永遠を願った。 「どうした?」 「何でもない」 「何かいいことでもあったのか?」 「思い出し笑いってヤツかな」 にっこりと笑って。 視線をアーチャーから外にうつせば。 「今日はいい天気だねー。出掛けない?」 「いいだろう。どこまで行きたいのかね?」 「とりあえず新都まで!」 目的なんておいおい見つければいい。 「あのね、アーチャー」 「ん?」 「目が優しくなったよね」 別に前から冷たかったとか、そういうんじゃないけど。 「君が愛おしくて仕方がないんだ」 「なっ…!そうやって冗談ばっか言うのやめなさい!」 「む?では正直に言おう。君のそういう顔を見るのが楽しくてな」 「知ってるわよ、馬鹿!」 やっぱりこうやって相変わらずだけど。 それが幸せなんだ。